• No : 4058
  • 公開日時 : 2023/08/02 12:40
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接地方式

接地方式
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接地を行う際の方式のこと。IEC/JISC60364-1では低圧の配電系統における接地方式の種類について、例えば”TN-S”のような記号の組み合わせでの表現を規定している。 各記号の意味と組み合わせかたは次のとおり。 ・第一文字:電力系統と大地との関係を表す:  T : 1点を大地(Tera)に直接接続(系統接地)   I : 全充電部を大地から絶縁(Insulate)、または大きいインピーダンス(Impedance)を介して1点を大地に接続 ・第二文字:設備の露出導電性部分と大地との関係を表す:  T :電力系統の接地とは無関係に、露出導電性部分を大地(Tera)へ直接接続(機器接地)  N :露出導電性部分を電力系統の接地点(交流系統では、電力系統の接地点は通常では 中性点(Neutral)、または中性点がない場合は、一つの線導体)へ直接接続 ・その次の文字(ある場合): 中性線および保護導体の配列  S :保護導体の機能を中性線または接地側導体(または交流系統においては接地側相)とは別の(Separate)導体で行う  C :中性線および保護導体の機能を一つの導体(PEN導体)で兼用(Conbined)