電動機が過負荷になり、過電流がある時間以上流れたとき、電動機の焼損を未然に防止するための装置。内蔵されたバイメタルが過電流に伴う温度上昇によって湾曲し、補助接点端子へ信号を出力する。この信号により電磁接触器や遮断器を動作させる(※)。熱動形過負荷リレーともいう。 ※サーマルリレー自体には断路機能はない。電動機へ... 詳細表示
遮断器が短絡事故で遮断できる最大電流を指す。 なお、この項目の試験では、次のとおりに短絡遮断を2回行う。 ① 既定の短絡電流を流して配線用遮断器を遮断させる ② そのまま短絡電流を通電できる状態にしておく ③ 3分後に再び配線用遮断器をオンにし、即時に短絡遮断を行えるかを確認する。 この流れ (... 詳細表示
制御盤内に小形の開閉機器などを取り付ける際に利用される、幅35mmの金属製のレールのこと。 ネジ取付と比較して機器の着脱が容易となるため、施工やメンテナンス工数の削減をはかることができる。 元はDIN規格で定められたレールだが、国際規格(IEC規格)でも採用された。このため、”IEC35mmレール” とも呼ばれる... 詳細表示
ブレーカの容器の大きさおよび最大定格電流を表す用語。定格使用電圧や絶縁性能、定格遮断容量など、遮断器の諸性能に関係する動作機構を同一寸法に収めることのできる容器の大きさについて、定格電流の最大値を用いて表示する。 アンペアフレームまたはAF(Ampere Frameの略語)とも呼ばれ、JIS C 8201-2-... 詳細表示
機器と機器の間に設置され、一方の機器から信号を受け取り、もう一方の機器や負荷を動作させる役割を果たすもの。 次のようなものがある。 例① 過電流リレー(継電器):変流器からの信号を受け取り、遮断器をトリップさせるための信号を出力する機器。 例② 制御リレー: 交流と直流、また異なる電圧や電流など、種類... 詳細表示
電磁接触器の試験条件で、かご形誘導電動機の通常の始動や停止における開閉責務のこと。 使用条件は、”6Ie 閉路、Ie 開路”(Ie:定格使用電流。leの6倍の電流を閉路(投入)でき、1倍の電流を遮断できること)と規定される。 詳細表示
UL943規格で定義された、直接接触による感電保護を目的とした漏電遮断器(”Ground Fault Circuit Interrupter”(接地事故回路遮断装置))の略称のこと。 詳細表示
IPコードで示される電気機器の防塵・防水性能のレベルの一つ。 ”65” とは第一、第二特性数字の組み合わせで示される保護等級を表し、次の程度の防塵・防水性能を備えた機器であることを示す。 ・6:第一特性数字:粉じんが内部に侵入しない。 ・5:第二特性数字:あらゆる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受け... 詳細表示
規定の条件下および規定の標準動作状態において、遮断できる電流の限度のこと。 定格遮断電流と同一の定義だが、低圧遮断器や低圧ヒューズ、ミニチュアヒューズなどの性能表示では主としてこの用語を使用する。 また、機器ごとに次のように定義される。 ・ヒューズの場合: 固有遮断電流の限度 ・交流遮断器の場合: 規... 詳細表示
電動機の始動・停止に必要な開閉機能と過電流保護を、複数の機器の組み合わせて実現したもの。 配線用遮断器(短絡保護)、電磁接触器(電動機の始動・停止)、 サーマルリレー(過負荷保護)の組み合わせが一般的だが、機械制御盤向けの用途などではマニュアルモータスタータ(MMS)と電磁接触器を組み合わせ、その機能をコンパク... 詳細表示
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