モータ負荷回路のSSCの保護はどのようにすればいいのですか。
SSCは、過電流耐量が小さく、短絡電流が流れ始めの時間が
0.1秒以下の領域ではブレーカなどでは保護できず、半導体保護用ヒューズが必要となります。
SSCをもーた負荷回路に適用する場合、短絡時の課題電流に対する保護と、モータの過負荷・高速・欠相などによる焼損の保護の両方を考慮します。
半導体保護用ヒューズは、弊社商品名:スーパラピッドヒューズ 形式:CR2L(S)-□などになります。
下記にて選定表を掲載いたします。
<その他>
SS80□、SS120□の冷却フィンには、ファンとサーモスタットが付属しています。
(単極のSSC,SS2001にもファンとサーモスタットが付属しています。)
サーモスタットはファンの故障検出用になります。
ファンが故障した場合にSSC周辺の温度が上昇します。サーモスタットのb接点でSSC上位のブレーカ(または電磁接触器)を遮断するよう接続します。
火災防止のため、サーモスタットで高温検出して、ブレーカの不足電圧引き外し装置に接続する例を左記にてご紹介申しあげます。
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