負荷を限定して定格電流を表示したものです。
「T:変圧器」「M:電動機」「C:コンデンサ」「G一般用途(負荷を限定してません)」となります。
限定した負荷の定格電流に対し、そのまま直近上位のヒューズ定格電流で選定の目安となるものです。
ヒューズは短絡電流などの事故電流が流れると半波いないにエレメントが溶断し限流遮断します。
この領域までいかない過電流、例えば①変圧器の励突電流、②電動機の始動電流、③コンデンサの突入電流などで、
大電流がながれた場合、衝撃や熱によってヒューズエレメントが劣化し溶断するおそれがあります。採用に当たってはこれを考慮する必要があり、それぞれの定格が決められています。
①:T変圧器、②:M電動機、③:Cコンデンサについて下表の繰り返し過電流特性の条件を決めています。
またそれぞれの定格で下記を規定しており、表に示します。
・不溶断電流:2時間以内で溶断しない電流値
・2時間溶断する電流値
・10秒で溶断する電流値
・0.1秒で溶断する電流値
第一カテゴリ:仕様
第二カテゴリ:定格記号