ヒューズは、短絡事故による大電流が流れた場合の保護機器として選定します。
負荷の始動電流で不要溶断しないよう少し大きめの選定をします。
負荷との選定は「許容時間―電流特性」との比較となります。
「許容時間―電流特性」はヒューズエレメントが流れる電流によって、
熱的・機械的ストレスが小さい限界ライン、「溶断時間―電流特性」はヒューズエレメントが
溶断する平均値を示しており±20%の範囲でバラツキがあります。
「動作時間―電流特性」は溶断+アーク時間を含めた最大値を表しており、
上位保護機器の特性とヒューズの動作時間ー電流特性が交差しないよう協調をとります。
第一カテゴリ:選定
第二カテゴリ:本体選定