可能です。
予め警報の設定を済ませておきます。その後、デジタル出力の設定を行い、そこで警報と
関連付けを行います。
この設定は、フロントパネルの液晶画面、及び、設定ソフトION Setupで行うことができます。
【警報をデジタル出力に出すための設定手順】(フロントパネルから行う場合)==========
1)フロントパネルのボタン操作で
Maint > Setup > I/O > D Out
画面に進みます。
2)次の画面において、以下の内容が表示され、出力するポートをD1及びD2から選択し、[Edit]ボタンを押します。
Digital Output D1
Digital Output D2
3)次に進んだ画面で、各パラメータの値を設定します。
▲、▼ボタンで選択し、[Edit]ボタンを押すと、値の入力画面に進みます。
値の指定は、カーソルを矢印ボタンで合わせた後、+ボタンで変更します。
設定後、[OK]ボタンを押します。
Control Mode ⇒ Alarm を選択。
Behavior Mode ⇒ Normal を選択。
すると、警報があがっている間、出力がONとなり、警報が復帰すると出力がOFFとなります。
On Time(s) ⇒ 上のBehavior Modeが”Normal”のとき、この設定項目は適用されません。
このため何を設定していても使用されません。
Select Alarms ⇒ デジタル出力と関連付ける警報を指定します。
過電流であれば「Over Current, Ph」を選択します。
選択するには、カーソルを該当項目の行へ移動し、[Select]ボタンを押すと
画面右端に「X」が表示されます。
「X」が表示されている項目が選択されている項目です。
複数選択した場合、複数の警報に対して共通で、同じデジタル出力ポートから
出力を出すことになります。
4)各パラメータの値を設定後、▲ボタンを押すと「Save Changes?」と表示されるので、
[Yes]ボタンを押して保存します。
5)▲ボタンを押して通常画面へ戻ります。
=============================