三相3線の接続方法として、CTを2個使用して接続する方法と、3個使用する方法とありますが、両者の違いは何ですか。
三相3線式で、CTを3個使用して接続した場合、3成分全てに対して実測値が表示されます。
一方、三相3線式で、CTを2個しか使用せずに接続した場合、2成分は実測値になりますが、残りの1成分は、
それを元に計算で求めた値が表示されます。
三相のバランスが悪いような環境では、計算の値と実測値の差が大きくなる可能性があります。
PM5000シリーズ、PM8000シリーズ、ION9000シリーズのメータでは、
どちらの接続方法もサポートしておりますので、適用される環境とお客様の目的に合わせてお選び下さい。
また、PM5000シリーズの場合、三相3線式でCT×3個の接続の場合と、CT×2個の接続の場合では、
監視する回路のタイプを指定する設定項目(Power System)において、指定する値が異なりますので
ご注意下さい。
この設定値については、設置ガイドにてご確認下さい。設置ガイドは下記の関連するFAQでご案内しております。