- No : 4146
- 公開日時 : 2023/08/02 12:40
-
印刷
定格限界短絡遮断容量(Icu)
回答
遮断器が短絡事故で遮断できる最大電流を指す。
なお、この項目の試験では、次のとおりに短絡遮断を2回行う。
① 既定の短絡電流を流して配線用遮断器を遮断させる
② そのまま短絡電流を通電できる状態にしておく
③ 3分後に再び配線用遮断器をオンにし、即時に短絡遮断を行えるかを確認する。
この流れ (試験シーケンス) を、“O ? t ? CO”と呼ぶ。
「O」、「t」、「CO」の意味は次のとおり:
・O:Open(開路状態)
・t:Time (開路時間=3分)
・CO:Closed Open (閉路後、即時開路)
なお、試験では合計2回の通電・遮断を行うが、実際は短絡遮断が1回あれば速やかに新品に交換するのが原則。