富士電機

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よくある質問(FAQ)、用語集

  • No : 5468
  • 公開日時 : 2023/08/08 20:14
  • 更新日時 : 2024/03/07 16:56
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ヒューズの特性について(溶断特性,動作特性など)

ヒューズの特性にはどんなものがありますか。
また溶断特性,動作特性とはどんな特性ですか。
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回答

ヒューズの特性は限流特性と次の3種類の時間電流特性で表します。
 
①溶断時間電流特性(溶断特性ともいいます)
②許容時間電流特性
③動作時間電流特性(動作特性ともいいます)
 
①溶断時間電流特性(溶断特性)
 ヒューズに過電流が流れた時、可溶体(エレメント)が溶けるまでの時間を表した特性になります。
②動作時間電流特性(動作特性)
 過電流の発生に対応して可溶体(エレメント)が溶断し、引き続き発生したアークが消滅し
 電流が遮断するまでの特性になります。
 
③許容時間電流特性
 可溶体を規定の条件で、劣化させることなく流すことのできる電流(実効値)と時間の関係を示します。
 この特性は突入電流などでヒューズが劣化して誤溶断しない選定をするために使用します。
 しかしながら許容時間電流特性以下の電流でもヒューズは徐々にですが劣化はしていきます。
 
 
 3種類の時間電流特性の間には下図のような関係があります。
 
また、限流特性は、
  限流値と固有電流との関係を表した特性曲線となります。
  横軸が固有遮断電流(短絡電流実効値)で縦軸がその波高値となります。
  波高値は短絡力率によって直流分含有率異なるため
  力率1(最小)~力率0(最大)の間で変わってきます。
 
第一カテゴリ:その他

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