お客様の回路を組まれる際に、動作モードをお選び頂きますが、
「ワンショット」と「モメンタリ」のどちらでも回路を組むことができる場合があります。
その様な場合は、「ワンショット」がお奨めです。
理由は以下です。
なお、「ワンショット」の場合は標準動作送信器:ZBRT1を使用し、
「モメンタリ」の場合はモメンタリ送信器:ZBRT2を使用します。
◆理由1) 送信する信号の数の違い。
「ワンショット」の場合、1回の操作で信号を送信するのは1回です。
受信器は信号を受けとると、出力をONに切り替え、500ミリ秒後に自動的にOFFに戻します。
これに対し、「モメンタリ」の場合、1回の操作で信号を送信するのは2回(ON指令とOFF指令)です。
特に、OFF指令の信号が届かなかった場合に、受信器の出力がONになったままとなります。
(この場合、改めて押しボタンを押して離すことを行い、OFF指令の信号を与えるとOFFになります。)
これを避けるために、「ワンショット」がお奨めです。
◆理由2) 機械的耐久性の違い。
「ワンショット」の場合の標準動作送信器:ZBRT1は、機械的耐久性が100万回です。これに対し、
「モメンタリ」の場合はモメンタリ送信器:ZBRT2は、機械的耐久性が40万回です。
このように、「ワンショット」の方が機械的耐久性が高いため、お奨めです。