ATS480シリーズは、旧ATS48シリーズと基本的な外形寸法や取付けは同じとなっています。
制御端子配列や制御端子番号、パラメータやパラメータ設定方法等が変更されています。
添付のATS480製品説明資料に主な注意点を記載しておりますのでご参照ください。
既設ATS48の展開接続図は、一部端子番号の変更を除き、基本的にはそのままご使用いただけます。
しかしながら、以下点をご留意ください。
1.R1A-R1Cリレー出力(旧ATS48でr1=r1F設定時に相当)は、ATS480の制御電源投入後、接点閉へ切り替わるのに、概ね5秒程度かかります(旧ATS48は概ね1秒程度未満)。そのためお客様回路によってはタイマ設定時間を変更していただく必要があります。
2.ATS480へのRUN指令とATS480電源側の主電磁接触器(弊社参考接続図でKM1に相当)が同時に投入されるような回路を構築されている場合、まれに欠相異常(PHF)によりトリップする場合がございます。その場合、以下パラメータ設定で回避できる可能性がございますのでご確認ください。
4.9 [R3 configuration] R3 --> [R3 Assignment] R3 --> {Mains Contactor] に設定