富士電機

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  • 公開日時 : 2024/06/19 13:43
  • 更新日時 : 2024/06/19 16:53
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PM5500シリーズ、PM5300シリーズにおいて、警報検出時にデジタル出力で出力することはできますか。また、その設定は。

PM5500シリーズ、PM5300シリーズにおいて、警報検出時にデジタル出力で出力することはできますか。また、その設定は。
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回答

可能です。

予め警報の設定を済ませておきます。その後、デジタル出力の設定を行い、そこで警報と
 
関連付けを行います。
 
この設定は、フロントパネルの液晶画面、及び、設定ソフトION Setupで行うことができます。
 
【警報をデジタル出力に出すための設定手順】(フロントパネルから行う場合)==========
1)フロントパネルのボタン操作で
 
    Maint > Setup > I/O > D Out
 
  画面に進みます。
 
2)次の画面において、以下の内容が表示され、出力するポートをD1及びD2から選択し、[Edit]ボタンを押します。
 
  Digital Output D1
  Digital Output D2
 
3)次に進んだ画面で、各パラメータの値を設定します。
 
  ▲、▼ボタンで選択し、[Edit]ボタンを押すと、値の入力画面に進みます。
 
  値の指定は、カーソルを矢印ボタンで合わせた後、+ボタンで変更します。
 
  設定後、[OK]ボタンを押します。
 
  Control Mode ⇒ Alarm を選択。
 
  Behavior Mode ⇒ Normal を選択。
                              すると、警報があがっている間、出力がONとなり、警報が復帰すると出力がOFFとなります。
 
  On Time(s) ⇒ 上のBehavior Modeが”Normal”のとき、この設定項目は適用されません。
                               このため何を設定していても使用されません。
 
  Select Alarms ⇒ デジタル出力と関連付ける警報を指定します。
      過電流であれば「Over Current, Ph」を選択します。
   選択するには、カーソルを該当項目の行へ移動し、[Select]ボタンを押すと
      画面右端に「X」が表示されます。
      「X」が表示されている項目が選択されている項目です。
      複数選択した場合、複数の警報に対して共通で、同じデジタル出力ポートから
      出力を出すことになります。
 
4)各パラメータの値を設定後、▲ボタンを押すと「Save Changes?」と表示されるので、
  [Yes]ボタンを押して保存します。
 
5)▲ボタンを押して通常画面へ戻ります。
=============================

<参考>
■デジタルパワーメータ PM5500 ユーザガイド
P64 デジタル出力のセットアップ
P73 73 第11章 警報
 
■デジタルパワーメータ PM5300 ユーザガイド
P38 デジタル出力のセットアップ
P49 第7章 警報
 

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